2025年1月17日

京阪電気鉄道のホームドア:基本情報

2024年12月末時点の整備ホーム数

3駅6ホーム

※京都市交通局が管轄する御陵駅は除いて計上

京阪電気鉄道のホームドアは、2021年度に京橋駅1・2番線ホームで初めて整備されました。その後も枚方市駅・守口市駅など利用客数の多い主要駅から優先して整備が進んでいます。

車種によるドア位置の違いに対応するため、二重引き戸式の大開口ホームドアが採用されています。また、地上側設備のみで編成両数や車両ドア数を判別する制御システムが特徴です。

2024年度は新たに守口市駅2・3 番線・萱島駅2・3番線(設置工事中)で整備され、2025年度には祇󠄀園四条駅1・2番線、2026年度~2028年度には計8ホームでの整備も予定されています。なお、2020年12月12日の朝日新聞デジタルに掲載された記事に “全駅でホームドアの設置を計画している” との記述があったものの、現時点で公式発表はありません。

整備状況

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タイプ・仕様

ホームドア導入を前に、5ドア車の5000系はホームドアに対応できないことから、車両更新計画の前倒しで標準的な3ドア車に置き換えられました。それでもなお車種によってドア位置が多少異なるため、最大開口幅約4.5mの二重引き戸式大開口ホームドアが採用されています。

タイプごとの仕様

駅による仕様の違い

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開閉方式・取り扱い

京阪のホームドア開閉方式は、地上側の各種センサにより列車の定位置停止や編成両数を検知してホームドアを自動開閉する「地上完結型連携システム」が導入されています。この方式は既に多くの鉄道事業者で採用実績がありますが、京阪のシステムは車両ドア数の判別もこのシステムが行っている点が特徴です。

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動画

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主な沿革

  • 2022年
    • 1月30日:京橋駅1番線で同社初のホームドアが稼働開始。

出典・参考文献

脚注