2024年10月26日
2024年10月28日

南海電鉄・泉北高速鉄道のホームドア:基本情報

2024年8月4日時点の整備ホーム数

3駅4ホーム

南海電気鉄道の可動式ホーム柵(以下:ホームドア)は、2018年度に難波駅1番線乗車ホームで初めて整備され、2023年度には中百舌鳥駅4番線でも整備されました。また、グループ子会社の泉北高速鉄道(2025年度に南海と経営統合予定)でも2024年度に和泉中央駅で整備されています。

今後は中百舌鳥駅において4番線以外への設置や、他駅についても設置を検討するとしています。また、2031年度の開業が予定されている「なにわ筋線」の南海新難波駅には、JR西日本大阪駅うめきた地下ホームと同様の開口部を自在に可変できるスクリーンホームドアの設置が検討されています。

整備状況

高野線

整備
状況
ホーム数設置済み
ホーム数
稼働開始年度
(NK01)難波駅1612018年度:1番線乗車ホーム
(NK59)中百舌鳥駅412023年度:4番線

泉北高速鉄道線

整備
状況
ホーム数設置済み
ホーム数
稼働開始年度
(SB06)和泉中央駅222024年度

タイプ・仕様

難波駅1番線および中百舌鳥駅では21m4ドア車に特化した二重引き戸式大開口ホームドアが採用されました。また、和泉中央駅では特急「泉北ライナー」の特急型車両にも対応するため、一部の開口幅をさらに拡大したタイプが採用されています。

開閉方式・取り扱い

南海電鉄のホームドア開閉方式は、地上側の各種センサが車種・編成両数やドア開閉などを検知してホームドアを自動開閉する「地上完結型連携システム」が採用されています。よって基本的に車掌がホームドアを操作する必要はありません。

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主な沿革

  • 2019年
    • 3月16日:難波駅1番線乗車ホーム(高野線ホーム)で同社初のホームドアが稼働開始。
  • 2024年
    • 7月20日:泉北高速鉄道和泉中央駅1番線でホームドアが稼働開始。泉北高速鉄道としては初のホームドアで、特急「泉北ライナー」にも対応した大開口タイプ。

出典・参考文献

脚注