2025年7月19日

Osaka Metro 今里筋線のホームドア:基本情報

現在の整備率

100%

(11駅22ホーム)

Osaka Metro今里筋線の可動式ホーム柵(以下:ホームドア)は、大阪市交通局時代の2006年12月24日に開業した当初から全駅に導入されています。南港ポートタウン線(ニュートラム)を含めた大阪市交通局全体では2路線目、大阪市営地下鉄としては初のホームドア導入でした。

整備状況

駅名整備
状況
ホーム数整備済み
ホーム数
稼働開始年月
(I11)井高野駅222006年12月
開業当初から設置
(I12)瑞光四丁目駅22
(I13)だいどう豊里駅22
(I14)太子橋今市駅22
(I15)清水駅22
(I16)新森古市駅22
(I17)関目成育駅22
(I18)蒲生四丁目駅22
(I19)鴫野駅22
(I20)緑橋駅22
(I21)今里駅22

タイプ・仕様

ホームドアのタイプはポートラムのフルスクリーン式ではなく、2000年代以降の主流である腰高式が採用されました。扉部分に透過ガラス部が設けることで閉塞感を軽減し、また全体の塗装色を暖かみのある色とすることでホーム全体のデザインと調和させています。

開閉方式・取り扱い

今里筋線のホームドア開閉方式は、トランスポンダ装置を用いた送受信により車両ドア側の開閉操作と連携するシステムです。列車が±350mmの停止許容範囲内に停止すると、1号車(今里方先頭車)に搭載された車上子と線路側に設けられた地上子がピッタリ重なって情報の送受信が可能になります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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出典・参考文献

  • 今里筋線設備説明|Osaka Metro
  • 喜多 玲匡「大阪市営地下鉄第8号線(今里筋線)可動式ホーム柵」『鉄道と電気技術』Vol.18-No.2、日本鉄道電気技術協会、2007年、p35-38

脚注