2024年3月5日

都営地下鉄 三田線のホームドア:基本情報

現在の整備率

100%

(24駅50ホーム)

※東京メトロが管轄する白金高輪駅・白金台駅および東急電鉄が管轄する目黒駅は除いて計上

都営地下鉄三田線のホームドアは、ワンマン運転およびATO(自動列車運転装置)による自動運転を開始するにあたっての安全対策として、2000年度に全24駅で整備されました(当時はホームゲートと呼称)。これは全国初となる営業中の路線(=新規開業路線ではない)における本格的なホームドア導入でもありました。

そして設置から20年弱が経過した2019年、ホームドア本体の老朽化が進んできたことや、列車の編成両数を6両編成から8両編成へ増強するための対応が必要になったことから、全国初となる営業中の路線におけるホームドア全面更新が行われることになりました。この更新工事は2022年6月までに全24駅で完了し、同月より8両編成の運転が開始されています。

整備状況

整備
状況
ホーム数設置済み
ホーム数
稼働開始年度
(I27)西高島平駅222000年度:1代目が稼働開始
2019~2022年度:2代目に更新
(I26)新高島平駅22
(I25)高島平駅44
(I24)西台駅22
(I23)蓮根駅22
(I22)志村三丁目駅22
(I21)志村坂上駅22
(I20)本蓮沼駅22
(I19)板橋本町駅22
(I18)板橋区役所前駅22
(I17)新板橋駅22
(I16)西巣鴨駅22
(I15)巣鴨駅22
(I14)千石駅22
(I13)白山駅22
(I12)春日駅22
(I11)水道橋駅22
(I10)神保町駅22
(I09)大手町駅22
(I08)日比谷駅22
(I07)内幸町駅22
(I06)御成門駅22
(I05)芝公園駅22
(I04)三田駅22

タイプ・仕様

1代目のホームドアは日立製作所製で、一部区間で線路を共有する東京メトロ[1]当時は営団地下鉄。南北線のフルスクリーン式ホームドアではなく、国内の普通鉄道[2]モノレールや新交通システムおよび新幹線を除く鉄道路線。では初めて腰高式が採用されました。これは営業中の路線におけるフルスクリーン式の設置は難しいことと、技術の進歩により腰高式のサイズにも駆動装置を収められるようになったためです。

2代目のホームドアも腰高式ですが、メーカーが京三製作所に変わりました。開口幅などの基本寸法は1代目とほぼ変わっていない一方、扉部分にガラス透過部を設けることで視認性を高め、一部箇所に非常脱出ドアを設けるなど安全性も強化されています。

開閉方式・取り扱い

三田線のホームドア開閉方式は、トランスポンダを用いた送受信によって車両ドアとホームドアを同期するシステムが採用されています。列車が±350mmの停止許容範囲内に停止すると、西高島平方先頭車に搭載された「車上子」と線路側に設けられた「地上子」がピッタリ重なって情報の送受信が可能になります。

出典・参考文献

脚注

References
1 当時は営団地下鉄。
2 モノレールや新交通システムおよび新幹線を除く鉄道路線。