2021年9月25日
2024年4月27日

東京メトロ 半蔵門線のホームドア:基本情報

2022年3月末時点の整備率

80%

(11駅24ホーム/14駅30ホーム)

※東急電鉄が管轄する渋谷駅は含んで計上

東京メトロ半蔵門線では2017年度からホームドアの整備が開始されました。半蔵門線ではドア位置の異なる車種が混在していることなどから開口幅が広めのホームドアが採用されており、一部駅ではさらに停止余裕を広げるために二重引き戸式の大開口ホームドアが採用されています。

2020年度末までに全14駅中11駅で設置が完了しており、残る水天宮前駅・清澄白河駅・住吉駅の3駅は2025年度までに整備予定です。

整備状況

整備
状況
ホーム数設置済み
ホーム数
稼働開始年度
(Z01)渋谷駅222018年度
(Z02)表参道駅222018年度
(Z03)青山一丁目駅222018年度
(Z04)永田町駅222018年度
(Z05)半蔵門駅222018年度
(Z06)九段下駅222017年度
(Z07)神保町駅222020年度
(Z08)大手町駅222020年度
(Z09)三越前駅222020年度
(Z10)水天宮前駅×20
(Z11)清澄白河駅×20
(Z12)住吉駅×20
(Z13)錦糸町駅222020年度
(Z14)押上(スカイツリー前)駅442019年度

タイプ・仕様

半蔵門線ではドア位置の異なる車種が混在していること、ATO(自動列車運転装置)が未導入のため停止許容範囲を広げる必要があったことから、東京メトロの他路線より開口幅が広めのホームドアが採用されました。

また、直通先から東京メトロの乗務員に引き継いで最初の停車駅となる表参道駅A線および錦糸町駅B線では、運転士が車両のブレーキ特性に慣れていない可能性を考慮して、他駅よりもさらに停止余裕を広げるために二重引き戸式の大開口ホームドアが採用されています。

開閉方式・取り扱い

半蔵門線のホームドア開閉方式は、地上側設備のみで車両ドアの開閉等を検知してホームドアを自動開閉するシステムが導入されました。これにより車両側の改造を不要として、従来のトランスポンダ装置を用いて車両ドアとホームドアの開閉を同期する方式と比べて早期整備に貢献しています。

動画

出典・参考文献

脚注