2022年10月1日
2024年4月27日

東京メトロ 東西線のホームドア:基本情報

2022年9月末時点の整備率

48%

(12駅24ホーム/23駅50ホーム)

※JR東日本が管轄する中野駅は3・4番線のみ計上

東京メトロ東西線では2016年度からホームドアの整備が開始されました。東京メトロがこれまでホームドアを導入した路線と異なるのは、ワイドドア車をはじめドア位置の異なるさまざまな車種が混在しているため、二重引き戸式の大開口ホームドアが採用された点です。

2022年9月末時点で全23駅中12駅の整備が完了しており、2025年度末までの全駅整備完了が予定されています。

整備状況

整備
状況
ホーム数設置済み
ホーム数
稼働開始年度
(T01)中野駅×20
(T02)落合駅×20
(T03)高田馬場駅222018年度
(T04)早稲田駅222018年度
(T05)神楽坂駅222018年度
(T06)飯田橋駅222018年度
(T07)九段下駅222017年度
(T08)竹橋駅222019年度
(T09)大手町駅222020年度
(T10)日本橋駅222019年度
(T11)茅場町駅×20
(T12)門前仲町駅222019年度
(T13)木場駅×20
(T14)東陽町駅222020年度
(T15)南砂町駅×20
(T16)西葛西駅222022年度
(T17)葛西駅222021年度
(T18)浦安駅×20
(T19)南行徳駅×20
(T20)行徳駅×20
(T21)妙典駅×40
(T22)原木中山駅×20
(T23)西船橋駅×40

タイプ・仕様

東西線では「ワイドドア車」をはじめドア位置の異なる車両が混在していること、ATO(自動列車運転装置)が未導入のため停止許容範囲を広げる必要があったことから、最大開口幅約3.6mの二重引き戸式大開口ホームドアが採用されました。

開閉方式・取り扱い

東西線のホームドア開閉方式は、地上側設備のみで車両ドアの開閉等を検知してホームドアを自動開閉するシステムが導入されました。これにより車両側の改造を不要として、従来のトランスポンダ装置を用いて車両ドアとホームドアの開閉を同期する方式と比べて早期整備に貢献しています。

動画

出典・参考文献

脚注