2023年2月3日
2023年5月4日

東急電鉄のホームドア:基本情報

2023年3月18日時点の整備率

79%

(79駅177ホーム/100駅225ホーム)

※センサー付固定式ホーム柵は除いて計上
※駅数は路線単位で計上(例:渋谷駅は東横線と田園都市線で2駅)

東急電鉄では、2019年度末までに東横線・田園都市線・大井町線の全64駅でホームドアが設置されました。これにより、開業当初からホームドア設置済みの目黒線、センサー付固定式ホーム柵を設置済みの池上線・東急多摩川線とあわせて、東急線全駅[1]世田谷線・こどもの国線を除くでホームドア・センサー付固定式ホーム柵の設置が完了しています。

路線によってホームドアの仕様や開閉方式は異なっており、特に田園都市線ではホームドア整備の支障になる6ドア車を全て4ドア車に置き換えたり、車両改修を必要としない新たなホームドア自動開扉システムを開発するなど、早期設置に向けたさまざまな工夫が行われました。

路線ごとのTOPページ

東横線 目黒線

新横浜線

田園都市線

大井町線

動画

主な沿革

  • 2000年
    • 8月6日:運行系統の再編に伴い目黒線(目黒駅~武蔵小杉駅)が開業。大手私鉄としては初のホームドアが順次設置される。
  • 2012年
    • 3月3日:大井町線大井町駅で同線初のホームドアが稼働開始。
  • 2013年
    • 3月16日:東横線渋谷駅が地下に移転し、東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始。渋谷駅が事実上東横線初のホームドア設置駅となる[2]2008年に副都心線の駅として開業した当初から設置済み。
    • 10月11日:田園都市線つきみ野駅1番線で「昇降スクリーン式ホームドア」の実証実験が開始される(2014年9月まで)。
    • 12月23日:東横線中目黒駅1番線でホームドア稼働開始。渋谷駅以外では同線初の設置。
  • 2015年
    • 10月31日:田園都市線宮前平駅下りホームで同線初のホームドアが稼働開始。車両とホームドアの間を約1.5m離して設置することで、6ドア車においても乗降を可能とした。
  • 2016年
    • 1月:田園都市線6ドア車の4ドア車への置き換えを開始(2017年度完了)。
  • 2017年
    • 10月22日:田園都市線駒沢大学駅でホームドア稼働開始。特殊配置の宮前平駅を除いた通常配置のホームドアは同線初。
  • 2020年
    • 2月23日:東横線白楽駅、田園都市線鷺沼駅1・4番線でホームドア稼働開始。東横線・田園都市線のすべての駅でホームドアの設置が完了。
    • 3月22日:大井町線等々力駅でホームドアが稼働開始。東横線・目黒線・田園都市線・大井町線・池上線・東急多摩川線のすべての駅でホームドアまたはセンサー付固定式ホーム柵の設置が完了。
  • 2023年
    • 3月18日:東急新横浜線が開業。新駅の新横浜駅・新綱島駅にも当初からホームドアが整備される。

出典・参考文献

脚注

References
1 世田谷線・こどもの国線を除く
2 2008年に副都心線の駅として開業した当初から設置済み。