2021年10月10日
2022年4月6日
JR東日本 横須賀線・総武線快速のホームドア
JR東日本は2031年度末ごろまでに東京圏の主要路線330駅にホームドアを整備する計画を発表しています。横須賀線は東京駅~逗子駅間、総武線快速は東京駅~千葉駅間が該当し、このうち2011年7月頃より人身事故が多発していた総武線の新小岩駅では、他駅よりも先行して2018年度にホームドアが設置されました。
新小岩駅のホームドアはコスト削減・工期短縮を図るため、開口幅の拡大によるTASC未整備での停止余裕確保とともに、無線通信を用いて車両ドアとホームドアの開閉を連携する無線式ホームドア連携システムがJR東日本で初めて使用されました。
2022年3月末時点で新小岩駅以外の設置駅はありませんが、総武線快速が乗り入れる成田線の空港第2ビル駅・成田空港駅には同社初の昇降ロープ式ホーム柵が2019年度に設置されています。武蔵小杉駅では新下りホームが建設中ですが、2022年度末ごろの使用開始時点でホームドアは設置されない見込みです。

2022年3月末時点の整備率
3%
(1駅2ホーム/28駅69ホーム)
※久里浜駅~逗子駅は含んで計上。千葉駅は3~10番線の8ホームを計上。
目次
ホームドア整備状況
駅 | 設置ホーム数 | 稼働開始年度 |
---|---|---|
(JO23)新小岩駅 | 2/2ホーム | 2018年度 |
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出典・参考文献
- 総武快速線 新小岩駅のホームドア使用開始時期について:JR東日本
- 横須賀線・武蔵小杉駅の下り専用ホーム 来月着工、利用は22年度末:東京新聞 TOKYO Web
- 井出 典宏、阿部 康弘「新小岩駅総武快速線へのホームドア設置工事について」『R&M : Rolling stock & machinery』2019.4、日本鉄道車両機械技術協会、p39-42