2021年7月23日
2022年9月18日

JR東日本のホームドア

JR東日本在来線のホームドアは2010年度に山手線の2駅で初めて整備され、2012年度からは山手線全駅への本格導入が始まりました。2016年度以降は京浜東北線や中央・総武線各駅停車など、特急列車などが走行せず車両ドア位置の問題が少ない路線から先行的に整備が進んでいます。

JR東日本は原則としてホームドアと車両ドアの開閉連携を行う方針のため、ある1つの路線でホームドア整備を開始するには、その路線の全ての車両に改造工事が必要になります。よって整備計画は基本的に駅単位ではなく路線単位となり、例えば山手線と京浜東北線の平行区間で山手線側だけ先にホームドアが設置されたのはこのためです。

今後は2031年度末ごろまでを目標に東京圏の主要路線330駅758ホーム[1]駅数は線区単位で計上。にホームドアが整備される計画で、大幅な軽量化を図った「スマートホームドア」の開発や、車両改造を簡略化できる「無線式ホームドア連携システム」の採用など、さらなる工期短縮やコスト削減を目指した取り組みが続けられています。

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主な沿革

  • 2008年
    • 3月31日:中期経営計画「グループ経営ビジョン 2020 -挑む-」において山手線への可動式ホーム柵の導入に取り組むことが発表される。
  • 2010年
    • 6月26日:恵比寿駅でJR在来線の駅としては初のホームドアが稼働開始。
    • 8月28日:目黒駅でホームドアが稼働開始。
  • 2012年
    • 12月22日:大崎駅1・3番線でホームドアが稼働開始。以降、山手線全駅への本格的な導入が進む。
  • 2015年
    • 3月28日:八高線拝島駅5番線で昇降バー式ホーム柵の試行運用が開始。
  • 2016年
    • 12月17日:横浜線町田駅4番線で「スマートホームドア」の試行運用が開始。その後も数回にわたり改良が加えられる。
  • 2017年
    • 3月25日:京浜東北線赤羽駅で同線初のホームドアが稼働開始。
  • 2018年
    • 3月6日:2032年度末までを目標とした東京圏の主要路線全駅ホームドア整備計画が発表される。
    • 12月8日:総武線(快速)新小岩駅で同線初のホームドアが稼働開始。同社初の無線連携式が採用される。
  • 2020年
    • 1月12日:横浜線町田駅4番線の「スマートホームドア」が改良型への取り替えのため撤去される。
    • 2月29日:京浜東北線蕨駅で改良型「スマートホームドア」が稼働開始。
    • 3月17日:空港第2ビル駅で同社初の昇降ロープ式ホーム柵が稼働開始。
    • 6月13日:中央・総武線(各駅停車)千駄ヶ谷駅で同線初のホームドアが稼働開始。
    • 12月25日:横浜線町田駅1・4番線で改良型「スマートホームドア」が稼働開始。
  • 2021年
    • 7月4日:常磐線(各駅停車)馬橋駅で同線初のホームドアが稼働開始。
    • 10月26日:八高線拝島駅5番線の昇降バー式ホーム柵が撤去される。
  • 2022年
    • 3月13日:南武線武蔵小杉駅で同線初のホームドアが稼働開始。RFIDを用いた無線連携式が初めて導入される。
    • 4月5日:東京圏ホームドア整備計画の整備対象ホームを拡大し、これまでの計画より1年前倒し2031年度末ごろの完了を目指すことが発表される。

出典・参考文献

脚注

References
1 駅数は線区単位で計上。