2023年8月15日
2024年10月16日
Osaka Metro 堺筋線のホームドア:基本情報
現在の整備率
100%
(10駅21ホーム)
Osaka Metro堺筋線の可動式ホーム柵(以下:ホームドア)は、2020年2月29日に堺筋本町駅で先行導入され、2022年度から各駅への本格導入が始まりました。そして同年度中にOsaka Metroで6路線目[1]南港ポートタウン線(ニュートラム)を含む。となるホームドア全駅整備を達成しています。
車種によるドア位置の違いが大きいことなどから、Osaka Metro他路線と比べて開口幅の広い二重引き戸式大開口ホームドアも採用されているのが特徴です。
目次
整備状況
駅 | 整備 状況 | ホーム数 | 設置済み ホーム数 | 稼働開始年度 |
---|---|---|---|---|
(K11)天神橋筋六丁目駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(K12)扇町駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(K13)南森町駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(K14)北浜駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(K15)堺筋本町駅 | ● | 2 | 2 | 2019年度 |
(K16)長堀橋駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(K17)日本橋駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(K18)恵美須町駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(K19)動物園前駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(K20)天下茶屋駅 | ● | 3 | 3 | 2022年度 |
タイプ・仕様
堺筋線には直通運転を行う阪急電鉄の車両も乗り入れており、車種によるドア位置の違いが大きいことと、TASC(定位置停止装置)が導入されていないため、開口幅の広いホームドアが採用されています。2019年度に先行導入された堺筋本町駅は通常の一重引き戸タイプでしたが、2022年度の本格導入駅からは開口幅をさらに拡大した二重引き戸タイプが採用されました。
開閉方式・取り扱い
堺筋線のホームドア開閉方式は、車掌が直接操作盤のボタンを押す手動操作方式が採用されています。Osaka Metro他路線のホームドアはトランスポンダ式連携が主流になっている一方、阪急車も乗り入れる堺筋線は車両側の対応に課題があるためか、今のところ連携化への動きもありません。
ただし、阪急千里線との境界駅・天神橋筋六丁目駅では阪急方面からの入線時に限って列車の定位置停止検知でホームドアが自動開扉します。
出典・参考文献
脚注
↑1 | 南港ポートタウン線(ニュートラム)を含む。 |
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