2021年12月2日
2024年3月5日

東京メトロ 銀座線のホームドア:基本情報

現在の整備率

100%

(19駅38ホーム)

東京メトロ銀座線のホームドアは、2015年度に上野駅1番線で先行導入され、2017年度から全駅への本格導入が始まりました。そして2020年7月の渋谷駅を以て、東京メトロでは6路線目となるホームドア全駅整備が完了しています。なお、大規模改良工事を行っていた渋谷駅・新橋駅1番線は当初2022年度の整備予定でしたが、計画の大幅な前倒しにより早期整備が実現しました。

銀座線リニューアルプロジェクトとリンクして、ホームドアも駅ごとのイメージを取り入れたデザインになっていることや、上野駅1番線で当初使われていた車側灯検知によるホームドア・可動ステップ制御システムなどが同線ならではの特徴です。

整備状況

整備
状況
ホーム数設置済み
ホーム数
稼働開始年度
(G01)渋谷駅222020年度
(G02)表参道駅222018年度
(G03)外苑前駅222017年度
(G04)青山一丁目駅222017年度
(G05)赤坂見附駅222017年度
(G06)溜池山王駅222018年度
(G07)虎ノ門駅222018年度
(G08)新橋駅222018年度
(G09)銀座駅222018年度
(G10)京橋駅222018年度
(G11)日本橋駅222018年度
(G12)三越前駅222017年度
(G13)神田駅222017年度
(G14)末広町駅222017年度
(G15)上野広小路駅222017年度
(G16)上野駅222016年度:1番線
2017年度:2番線
(G17)稲荷町駅222017年度
(G18)田原町駅222017年度
(G19)浅草駅222017年度

タイプ・仕様

銀座線ホームドアのタイプは、上野駅1番線の先行導入タイプと、その他の各駅に設置された本格導入タイプの2タイプに大別されます。先行導入タイプはパンダなどの上野にちなんだイラストが描かれており、本格導入タイプも駅・エリアごとに異なる特色を取り入れたデザインとなっています。

開閉方式・取り扱い

現在の銀座線ホームドアの開閉方式は、トランスポンダを用いた送受信によって車両ドアとホームドアの開閉を同期する東京メトロ標準のシステムが採用されています。

ただし、上野駅1番線で先行導入された当初はホームドア連携に対応していない旧型車両01系が在籍していたため、この車両が引退する2017年末までは車側灯の点灯状態をホームドア・可動ステップ制御に活用するシステムが使われていました。

動画

出典・参考文献

脚注