2021年9月3日
2023年10月30日

京成電鉄のホームドア:基本情報

2023年10月末時点の整備率

8%

(4駅13ホーム/65駅166ホーム)

※京成津田沼駅5・6番線(新京成線のりば)・京成成田駅4番線(現在未使用)は含んで計上
※北総鉄道との共同使用駅は除いて計上

京成電鉄のホームドア整備は、成田空港へのアクセス路線であり多くの荷物を持つ旅行客などの利用が多いという特性から、スカイライナーの停車駅を優先的に開始されました。2017年度の日暮里駅下りホームを皮切りに、2018年度に日暮里駅上りホームと空港第2ビル駅、2020年度には成田空港駅で整備が完了しています[1]上野駅は2017年度に固定柵が設置。

スカイライナーなどに使用されるAE形は一般型車両とドア位置が大きく異なるため、ライナー列車と一般列車の両方が発着するホームには、最大開口幅が5mを超える二重引き戸式大開口ホームドアが採用されています。

今後は国が創設した「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することで、2035年度までに14駅40ホームへの整備を目指すとしています。このうち押上駅は2025年度までの整備予定です。

ホームドアの整備状況

整備
状況
ホーム数設置済み
ホーム数
稼働開始年度
(KS02)日暮里駅332017年度:下りホーム
2018年度:上りホーム
(KS41)空港第2ビル駅442018年度
(KS42)成田空港駅552020年度
(KS45)押上駅412023年度:4番線

タイプごとの特集記事

開閉方式・取り扱いの特集記事

動画

主な沿革

  • 2018年
    • 2月23日:日暮里駅下りホーム1・2番線で同社初のホームドアが稼働開始。
    • 12月23日:日暮里駅上りホーム0番線でホームドアが稼働開始。AE形と一般車の両方に対応するため腰高式としては在来線最大の開口幅を有する。
  • 2020年
    • 5月15日:新型コロナウイルス感染症の影響で成田空港駅ホームドア設置工事が一時中断したため使用開始時期の延期が発表される。

出典・参考文献

脚注

References
1 上野駅は2017年度に固定柵が設置。