2022年1月16日
2022年3月5日
Osaka Metro 御堂筋線のホームドア
Osaka Metro御堂筋線の可動式ホーム柵(以下:ホームドア)は、大阪市交通局時代の2014年度に天王寺駅と心斎橋駅で先行導入され、それから約6年後の2020年度より全駅への本格導入が始まりました。そして2022年3月に稼働開始されたなんば駅を以て、Osaka Metroで5路線目[1]南港ポートタウン線(ニュートラム)を含む。となるホームドア全駅整備を達成しています。
先行導入2駅の設置当初のホームドア開閉方式は車掌による手動操作でしたが、ホームドアの操作や安全確認に要するわずかなタイムロスが列車の運転間隔拡大・混雑悪化にも影響したため、現在は定位置停止検知で自動開扉する機能が追加されました。また、将来的にはトランスポンダによる車両ドアとホームドアの開閉連携化が行われる見込みです。

現在の整備率
100%
(20駅41ホーム)
目次
ホームドア整備状況
駅 | 設置ホーム数 | 稼働開始年度 |
---|---|---|
(M11)江坂駅 | 2/2ホーム | 2020年度 |
(M12)東三国駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M13)新大阪駅 | 2/2ホーム | 2020年度 |
(M14)西中島南方駅 | 2/2ホーム | 2020年度 |
(M15)中津駅 | 2/2ホーム | 2020年度 |
(M16)梅田駅 | 2/2ホーム | 2020年度 |
(M17)淀屋橋駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M18)本町駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M19)心斎橋駅 | 2/2ホーム | 2014年度 |
(M20)なんば駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M21)大国町駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M22)動物園前駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M23)天王寺駅 | 3/3ホーム | 2014年度 |
(M24)昭和町駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M25)西田辺駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M26)長居駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M27)あびこ駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M28)北花田駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M29)新金岡駅 | 2/2ホーム | 2021年度 |
(M30)なかもず駅 | 2/2ホーム | 2020年度 |
記事一覧
駅ごと・形態ごとの特集記事
開閉方式の特集記事
投稿が見つかりませんでした。
動画一覧
出典・参考文献
- 可動式ホーム柵の設置状況|Osaka Metro
- Osaka Metro Group 2018-2025年度 中期経営計画について|Osaka Metro
- 御堂筋線・北大阪急行線ダイヤ改正 – 朝ラッシュ・深夜時間帯の利便性向上 | マイナビニュース
- ホームドア全駅設置に難題 大阪メトロ、混雑どうする?:朝日新聞デジタル
- 喜多 玲匡「御堂筋線への可動式ホーム柵導入」『鉄道と電気技術』Vol.32-No.8、日本鉄道電気技術協会、p19-23
脚注
↑1 | 南港ポートタウン線(ニュートラム)を含む。 |
---|