2022年10月1日
2026年1月9日

東京メトロ 東西線のホームドア:基本情報

2025年12月末時点の整備率

88%

(21駅44ホーム/23駅50ホーム)

※整備率はホーム数で計上
※JR東日本が管轄する中野駅は3・4番線のみ計上

東京メトロ東西線では2017年度からホームドアの整備が開始されました。東京メトロがこれまでホームドアを導入した路線と異なるのは、ワイドドア車をはじめドア位置の異なるさまざまな車種が混在しているため、二重引き戸式の大開口ホームドアが採用された点です。

今後は大規模改良工事中の南砂町駅を除く全駅で2025年度末までの整備完了が予定されています。2024年度は新たに茅場町駅・浦安駅・行徳駅で整備され、同年度の設置駅(一部ホーム除く)からは大開口タイプではない通常タイプに変更される大きな変化がありました。

整備状況

駅名整備
状況
ホーム数整備済み
ホーム数
稼働開始年月タイプ
(T01)中野駅222025年9月通常
(T02)落合駅222025年5月通常
(T03)高田馬場駅222018年6月大開口
(T04)早稲田駅222018年12月大開口
(T05)神楽坂駅222019年3月大開口
(T06)飯田橋駅222018年11月大開口
(T07)九段下駅222018年2月大開口
(T08)竹橋駅222019年4月大開口
(T09)大手町駅222020年6月大開口
(T10)日本橋駅222019年9月大開口
(T11)茅場町駅222024年10月:3番線大開口
2024年10月:4番線通常
(T12)門前仲町駅222020年3月大開口
(T13)木場駅222025年5月通常
(T14)東陽町駅222021年1月大開口
(T15)南砂町駅×20
(T16)西葛西駅222022年4月大開口
(T17)葛西駅222021年12月大開口
(T18)浦安駅222025年3月通常
(T19)南行徳駅222024年12月通常
(T20)行徳駅222025年7月通常
(T21)妙典駅422025年6月:1・2番線
2025年8月:3・4番線
通常
(T22)原木中山駅×20
(T23)西船橋駅422025年12月:5・6番線通常

タイプ・仕様

東西線では「ワイドドア車」をはじめドア位置の異なる車両が混在していること、ATO(自動列車運転装置)が未導入のため停止許容範囲を広げる必要があったことから、最大開口幅約3.6mの二重引き戸式大開口ホームドアが採用されました。

その後、同線でもATOの導入準備が進んだことから、2024年度に整備された茅場町駅4番線(B線:中野方面ホーム)からは従来より開口幅を狭めた一重引き戸タイプが採用されています[1]ただし、茅場町駅ホームドア稼働開始時点ではATO未対応編成も残存。

開閉方式・取り扱い

2022年度までに整備された各駅のホームドア開閉方式は、地上側の各種センサで列車の定位置停止・車両ドアの開閉を検知し、それに追従してホームドアを自動開閉するシステムが導入されました。このシステムは車両側の改造が不要なので、トランスポンダを用いた車両ドアとの開閉連携方式と比べてホームドア早期整備に貢献しました。

一方、2024年度に整備された茅場町駅などでは開閉ともに車掌手動操作での運用となりました。これは、トランスポンダ式連携への移行に向けた準備が整うまでの暫定措置だったようです。

その後、車両側のATO・ホームドア対応改造が完了したことから、2025年度に整備された木場駅からはトランスポンダによる情報伝送で車両ドアとホームドアが連携するようになりました。今後、従来の自動開閉システムまたは手動開閉で運用されている駅でもトランスポンダ式連携への移行が進むものと思われます。

動画

出典・参考文献

脚注

References
1 ただし、茅場町駅ホームドア稼働開始時点ではATO未対応編成も残存。