2024年5月8日

福岡市地下鉄 空港線・箱崎線のホームドア：基本情報

現在の整備率

100％

（19駅42ホーム）

福岡市地下鉄空港線・箱崎線のホームドアは、2003年から2006年ごろにかけて全駅で設置されました。これにより福岡市地下鉄全路線へのホームドア整備が完了しています。

かつて空港線に乗り入れていたJR九州の103系はATO（自動列車運転装置）による自動運転やワンマン運転・ホームドア開閉連携に対応していなかったため、開口幅が広いホームドアを採用することで停止許容範囲を確保したり、ホームドア開閉を車掌手動操作で行うなど、当時としては異例の対応が採られていました。

整備状況

■空港線

駅整備
状況		ホーム数設置済み
ホーム数		稼働開始年度
（K01）姪浜駅●442003年度
（K02）室見駅●22
（K03）藤崎駅●22
（K04）西新駅●22
（K05）唐人町駅●22
（K06）大濠公園駅●22
（K07）赤坂駅●22
（K08）天神駅●22
（K09・H01）中洲川端駅●44
（K10）祇園駅●22
（K11）博多駅●22
（K12）東比恵駅●22
（K13）福岡空港駅●22

■箱崎線

駅整備
状況		ホーム数設置済み
ホーム数		稼働開始年度
（H02）呉服町駅●222005年度
（H03）千代県庁口駅●22
（H04）馬出九大病院前駅●22
（H05）箱崎宮前駅●22
（H06）箱崎九大前駅●22
（H07）貝塚駅●22

タイプ・仕様

空港線・箱崎線ともにホームドアのデザインは共通です。一方、空港線タイプは自動運転に対応していないJR103系の停止許容範囲を確保するために開口幅を広げているのに対し、箱崎線タイプはJR車の乗り入れを考慮していないため開口幅が狭いなどの違いがあります。

開閉方式・取り扱い

空港線・箱崎線のホームドア開閉方式は、トランスポンダを用いた情報伝送により車両ドアの開閉操作と同期するシステムが採用されています。車両床下に設置された車上子と線路上に設置された地上子がピッタリ重なって電磁的に結合することで情報伝送が可能になります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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出典・参考文献

脚注