2022年4月10日
2022年5月10日
阪神電気鉄道のホームドア
阪神電気鉄道では、2020年度に神戸三宮駅1・3番線で同社初の可動式ホーム柵(以下:ホームドア)が設置されました。また、大阪梅田駅では大規模改良工事の一環として全てのホームへホームドアが設置予定で、2021年10月30日に使用開始された新1番線ホームには当初からホームドアが整備されました。
しかし、相互直通運転で乗り入れる近畿日本鉄道(近鉄)の車両は阪神車とドア位置が大きく異なるため、ホームドア整備拡大を阻む要因となっています。そこで、近鉄車も発着する神戸三宮駅2番線には様々なドア位置に対応できる「昇降ロープ式ホーム柵」が採用されました。
現時点で大阪梅田駅以外のホームドア整備計画は発表されていません。

2022年4月末時点の整備率
4%
(2駅5ホーム/49駅130ホーム)
※大阪梅田駅などの降車専用ホームは含んで計上。高速神戸駅1・3番(阪急線ホーム)、甲子園駅などの臨時ホーム、他社が管轄する西代駅・大阪難波駅は除いて計上。
目次
ホームドア整備状況
駅 | 設置ホーム数 | 稼働開始年度 | タイプ |
---|---|---|---|
(HS01)大阪梅田駅 | 1/7ホーム | 2021年度:1番線 | 腰高式 |
(HS32)神戸三宮駅 | 4/4ホーム | 2020年度:1・3番線 2021年度:2番線 | 腰高式 昇降ロープ式 |
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主な沿革
- 2021年
- 2月11日:神戸三宮駅1・3番線で同社初のホームドアが稼働開始。
- 10月30日:大阪梅田駅新1番線の供用開始にあわせてホームドアも稼働開始。
- 2022年
- 3月27日:神戸三宮駅2番線で同社初の昇降ロープ式ホーム柵が稼働開始。機器の調整に時間を要したため当初予定より11日遅れ。
出典・参考文献
- 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します|阪神電気鉄道株式会社
- 神戸三宮駅の可動式ホーム柵(1番線・3番線)の供用を開始します~2月11日(木・祝)始発から~|ニュースリリース|阪神電気鉄道株式会社
- 大阪梅田駅 新1番線の供用を開始します~10月30日(土)始発から~|ニュースリリース|阪神電気鉄道株式会社
- 【お知らせ】神戸三宮駅の可動式ホーム柵(2番線)の供用開始について|阪神電気鉄道株式会社