2022年2月11日
2023年6月27日

阪急電鉄のホームドア:基本情報

2023年3月18日時点の整備率

4%

(3駅9ホーム/86駅238ホーム)

※降車専用ホームは含んで計上
※臨時ホーム・神戸高速線・天神橋筋六丁目駅は除いて計上

阪急電鉄で最初の可動式ホーム柵(以下:ホームドア)は、2018年度に十三駅の3・4・5号線ホームで初めて整備されました。続いて2020年度には同社第2位の乗降人員を誇る神戸三宮駅で、2022年度にはホーム幅が非常に狭かった春日野道駅で整備が完了しています。

列車種別や車両ドア数の違い、さらには連結作業などにも対応した制御システムによって従来と変わらない列車運行を可能としています。その一方で、他の車種とはドア位置が大きく異なる6300形「京とれいん」は十三駅に停車できなくなるという弊害もありました。

今後は国が創設した「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することで、2040年度末頃までに全駅でホームドアまたは固定柵が設置される計画です。

整備状況

神戸線

整備
状況
ホーム数整備済み
ホーム数
稼働開始年度
(HK15)春日野道駅222022年度
(HK16)神戸三宮駅442020年度

宝塚線

整備
状況
ホーム数整備済み
ホーム数
稼働開始年度
(HK03)十三駅222018年度

京都線

整備
状況
ホーム数整備済み
ホーム数
稼働開始年度
(HK03)十三駅212018年度:5号線

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動画

主な沿革

  • 2018年
    • 9月8日:十三駅3号線ホーム(宝塚本線:宝塚方面)で同社初のホームドアが稼働開始。関西大手私鉄としても初のホームドア。
  • 2019年
    • 1月19日:阪急京都線でダイヤ改正が実施。十三駅5号線のホームドア設置を前に6300系「京とれいん」は十三駅が通過扱いに変更される。
  • 2020年
    • 10月10日:神戸三宮駅2番ホームでホームドアが稼働開始。神戸本線としては初のホームドア。
  • 2021年
    • 2月20日:神戸三宮駅4番ホームでホームドアが稼働開始。乗降扱い中の増結作業に対応するホームドアは日本初。

出典・参考文献

脚注