2021年9月3日
2022年10月2日

神戸市営地下鉄 西神・山手線のホームドア

神戸市営地下鉄西神・山手線では、2017年度に三宮駅で線内初の可動式ホーム柵(以下:ホームドア)が整備されました。その後は2021年9月の新長田駅を皮切りに本格的な整備が始まり、2020年6月1日に北神急行電鉄から神戸市交通局に事業が移管された北神線谷上駅も含め、2023年度までの全駅設置完了が計画されています。

三宮駅ホームドアの当初の開閉方式は車掌による手動操作でしたが、乗務員の業務負荷低減を目的に2020年3月よりQRコードを用いた制御システムが導入されました。しかし、2021年度より整備が始まった三宮駅以外のホームドアにはQRコード式ではなく2Dセンサ式の地上完結型システムが採用され、2022年3月には三宮駅も同じ方式に改修済みです。

ホームドア設置と併せて、ホームと車両の段差を解消するためのスロープと、隙間を縮小するための櫛状ゴムを設置する工事も行われています。また、2022年6月10日に実施されたダイヤ改正では、ホームドア設置による各駅の停車時間が数秒ずつ増加することを踏まえた所要時間に変更されました。

2022年9月末時点の整備率

56%

(9駅22ホーム/17駅39ホーム)

※総合運動公園駅の臨時ホームは除いて計上

ホームドア整備状況

整備
状況
ホーム数設置済み
ホーム数
稼働開始年度
(S01)谷上駅×30
(S02)新神戸駅332021年度:1・2番線
2022年度:3番線
(S03)三宮駅222017年度
(S04)県庁前駅×20
(S05)大倉山駅×20
(S06)湊川公園駅222022年度
(S07)上沢駅×20
(S08)長田駅×20
(S09)新長田駅222021年度
(S10)板宿駅222022年度
(S11)妙法寺駅×20
(S12)名谷駅442021年度:1~3番線
2022年度:4番線
(S13)総合運動公園駅×20
(S14)学園都市駅222022年度
(S15)伊川谷駅×20
(S16)西神南駅222022年度
(S17)西神中央駅332021年度

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主な沿革

  • 2018年
    • 3月3日:神戸市交通局で初のホームドアが三宮駅で稼働開始。
    • 7月5日:西神中央駅・名谷駅・新長田駅の3駅は2020年度、その他の駅は2023年度までにホームドアを設置することが発表される。
  • 2020年
    • 3月14日:三宮駅でQRコードを用いたホームドア制御システムの運用が開始。関西の鉄道事業者では初採用。
  • 2021年
    • 9月4日:新長田駅1番線でホームドアが稼働開始。開閉システムにはQRコード式ではなく2Dセンサ式の地上完結型連携システムが採用される。
  • 2022年
    • 3月13日:三宮駅のホームドアが他駅と同じシステムに改修され、関西の鉄道事業者からQRコード式ホームドアが一旦消滅。ホームドアが車両ドアより先に開くようになる。
    • 6月10日:ホームドア設置により停車時間が増加するため、15年ぶりとなるダイヤ改正が実施される。

出典・参考文献

脚注