2021年9月12日
2023年10月9日
JR九州 筑肥線のホームドア:TOPページ

2021年3月13日時点の整備ホーム数
7駅16ホーム
福岡市交通局が管轄する姪浜駅は除いて計上
JR九州の筑肥線では、2017年11月から九大学研都市駅において「開閉バー式軽量ホームドア」(以下:軽量型ホームドア)の実証実験が開始され、その後正式な設置駅となりました。このホームドアは業務用鉄道シミュレータの開発などを手がける株式会社音楽館の代表取締役社長でミュージシャンの向谷実氏が考案し、音楽館と日本信号によって共同開発されたものです。
そして実証試験が良好だったことから、2021年3月13日のダイヤ改正にあわせて、筑肥線下山門駅~筑前前原駅間の6駅へ軽量型ホームドアが本格導入されました。これにより姪浜駅~筑前前原駅の全駅でホームドア整備が完了し、同時に同区間ではワンマン運転も開始されています。
なお、JR筑肥線と福岡市地下鉄空港線の接続駅である姪浜駅には、2004年度にJRグループ在来線の駅として初めてホームドアが整備されました。しかし同駅は福岡市交通局の管轄なので、一般的にJR駅のホームドアという扱いではありません。
目次
整備状況
駅 | 整備 状況 | ホーム数 | 設置済み ホーム数 | 稼働開始年度 |
---|---|---|---|---|
(JK02)下山門駅 | ● | 2 | 2 | 2020年度 |
(JK03)今宿駅 | ● | 2 | 2 | |
(JK04)九大学研都市駅 | ● | 2 | 2 | 2017年度:2番のりば 2018年度:1番のりば |
(JK05)周船寺駅 | ● | 2 | 2 | 2020年度 |
(JK06)波多江駅 | ● | 2 | 2 | |
(JK07)糸島高校前駅 | ● | 2 | 2 | |
(JK08)筑前前原駅 | ● | 4 | 4 |
タイプごとの特集記事
姪浜駅のタイプはこちらで紹介しています。
開閉方式・取り扱いの特集記事
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動画
主な沿革
- 2004年
- 3月頃:福岡市交通局が管轄する筑肥線姪浜駅でホームドアが稼働開始。JRグループ在来線では初のホームドア取り扱いがある駅となる。
- 2017年
- 11月21日:筑肥線九大学研都市駅2番のりばで「軽量型ホームドア」の実証試験が開始される。
- 2018年
- 9月25日:「軽量型ホームドア」が九大学研都市駅1番のりばでも稼働開始される。
- 2021年
- 3月13日:ダイヤ改正にあわせて筑肥線下山門駅~筑前前原駅の全駅で「軽量型ホームドア」が稼働開始される。
出典・参考文献
- 軽量型ホームドア実証試験の開始について | JR九州
- 九大学研都市駅 軽量型ホームドアの実証試験 上りホームでの使用開始について | JR九州
- 新型ホームドア 筑肥線(下山門~筑前前原間)へ本格導入 | JR九州
- 2021年3月にダイヤを見直します | JR九州
- 軽量型ホームドア | ホーム安全システム | 日本信号株式会社
- ホームドア | 株式会社音楽館