2019年3月16日
【19年ダイヤ改正で誕生】日中に115系8連運用 山陽本線山口エリア
JR西日本の広島エリアでは、2019年3月16日のダイヤ改正前日をもって115系などの国鉄型電車が完全に撤退し、ようやく「國鐵廣嶋」などと揶揄されてきた時代は終わりを迎えました。
その一方で、山口エリアでは日中に115系N編成の8両編成運用が登場しました。新たに8連となったのは3324M(新山口9:53発→岩国11:48着)で、もちろんこれは利用客が増えたからという訳ではなく、車両運用の都合によるものだと思われます。
その理由として絡んでくるのが、同じく今改正から登場した日中の227系徳山乗り入れ運用です。これの関係で115系の運用にもいろいろと手が加えられた結果、どうしても115系1本を岩国まで持って行く必要が生じたために8連運用が誕生したようです。
同じく運用の都合で、夜の3363M(岩国19:39発→新山口22:04着)も途中の徳山駅で8連に増結されます。
広島エリアでは227系導入による減車で混雑が悪化した列車も多く、特にひどく混雑する山陽本線の3両編成については、地元新聞にまで取り上げられるような問題と化しています。その中で同じ支社内である山口県内では非効率的な運用が増えたという現状には、流石に「何とかできなかったのか」と思ってしまいます。
1年後は広島エリアで新保安システムの運用が拡大されるので、同時に運用面でも何らかの改善をされることが期待されます。