2019年3月3日
2018年豪雨災害による下松駅折り返し
2018年7月の西日本豪雨(平成30年7月豪雨)により、山口県内の山陽本線では光駅~下松駅間での土砂流入など複数箇所で被害が発生し、7月7日から岩国駅~徳山駅が運休となりました。その後の運転再開状況は次の通りです。
- 7月17日:岩国駅~柳井駅間
- 8月1日:下松駅~徳山駅間
- 9月9日:柳井駅~下松駅間
柳井駅~下松駅間が不通だった期間中、下関・新山口方面からの列車は定期列車で存在しない下松行きとして運行されました。
下松駅では回送列車や甲種輸送列車くらいしか普段は入らない2番線で折り返しました。
写真は山口エリアで数少ない8両編成の上り始発列車3302Mが、本来ならT編成+T編成の4両で運転される下り始発列車3303M下関行き(後部編成は新山口で切り離し)として折り返す光景です。
次の上り列車は、本来なら227系6両編成で呉線まで直通する622Mです。この期間は列車番号を662Mに変更し115系で運転されていました。
9月9日に山口県内の山陽本線は全区間運転再開となりましたが、直後の台風24号によって再び光駅~下松駅間で土砂流入が発生し、9月30日から10月15日までの間、再び下松駅折り返し運転となりました。
出典・参考文献
- 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年7月18日時点):JR西日本
- 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年7月24日時点):JR西日本
- 西日本豪雨で被害を受けた線区の運転再開見込みについて(広島・山口エリア):JR西日本