2023年6月30日
2023年7月13日
小田急電鉄のホームドア:基本情報

2023年6月末時点の整備率
14%
(9駅26ホーム/70駅192ホーム)
※代々木上原駅2・3番ホームは含んで計上
※新宿駅1番ホーム(現在未使用)・小田原駅11番ホーム(箱根登山鉄道ホーム)は除いて計上
小田急電鉄のホームドアは、2012年度に新宿駅地上4・5番ホームで初めて整備されました。2018年度からは代々木八幡駅を皮切りに本格導入が始まり、2022年度には初のロマンスカー対応大開口ホームドアが本厚木駅下りホームに設置されています。
小田急のホームドアで特徴的なのが、駅やホームごとの環境・条件によって、開閉取り扱いが手動だったり一部のみ自動だったりとまちまちな点です。2020年度設置の登戸駅からはQRコードを用いたホームドア自動開閉制御システムも導入されています。
今後は国が創設した「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することで、2032年度までに小田原線新宿駅~本厚木駅間の全駅および江ノ島線中央林間駅・大和駅・藤沢駅への整備完了を目指すとしています。2023年度は町田駅と本厚木駅3・4番ホームにロマンスカー対応大開口ホームドアが設置予定です。
目次
整備状況
駅 | 整備 状況 | ホーム数 | 設置済み ホーム数 | 稼働開始年度 |
---|---|---|---|---|
(OH01)新宿駅 | ▲ | 9 | 4 | 2012年度:地上4・5番ホーム 2021年度:地下8・9番ホーム |
(OH04)代々木八幡駅 | ● | 2 | 2 | 2018年度 |
(OH05)代々木上原駅 | ● | 4 | 4 | 2019年度[1]2・3番線は東京メトロによる整備事業。 |
(OH06)東北沢駅 | ● | 2 | 2 | 2019年度 |
(OH07)下北沢駅 | ● | 4 | 4 | 2018年度:地下1階ホーム 2020年度:地下2階ホーム |
(OH08)世田谷代田駅 | ● | 2 | 2 | 2019年度 |
(OH09)梅ヶ丘駅 | ● | 2 | 2 | 2019年度 |
(OH18)登戸駅 | ● | 4 | 4 | 2020年度:1・2番ホーム 2021年度:3・4番ホーム |
(OH34)本厚木駅 | ▲ | 4 | 2 | 2022年度:1・2番ホーム |
タイプごとの特集記事
代々木上原駅2・3番ホームのタイプはこちらで紹介しています。
開閉方式・取り扱いの特集記事
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主な沿革
- 2012年
- 9月30日:新宿駅地上急行ホームの4・5番ホームで同社初のホームドアが稼働開始。
- 2019年
- 3月16日:代々木八幡駅の新ホームが使用開始。当初からホームドアが設置される。急カーブのため上り2番ホームには可動ステップも設置。
- 2021年
- 3月7日:登戸駅1・2番ホームのホームドアが稼働開始。同社初のQRコードによるホームドア自動開閉制御システムが導入される。
- 2022年
- 11月15日:本厚木駅ホームドア設置に先駆け、ロマンスカーEXE・MSEの一部号車のドアが締め切り扱いとなる。
- 2023年
- 2月18日:本厚木駅1・2番ホームのホームドアが稼働開始。初めてロマンスカーに対応した大開口ホームドアが採用される。
出典・参考文献
- 新宿駅急行ホームで可動式ホーム柵の使用を開始~9月30日(日)からホームでの安全性が向上します~|小田急電鉄
- 2019年3月16日、新しい代々木八幡駅を使用開始します。|小田急電鉄
- 3月上旬から、登戸駅1・2番ホームでホームドアを使用開始|小田急電鉄
- 2023年2月供用に向けて、本厚木駅でホームドアの設置を始めます|小田急電鉄
- 「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、設備の整備を推進します|小田急電鉄
- 2023年度 鉄道事業設備投資計画|小田急電鉄
脚注
↑1 | 2・3番線は東京メトロによる整備事業。 |
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