2022年8月5日
2023年11月17日
東武鉄道のホームドア:基本情報

2023年11月12日時点の整備ホーム数
14駅43ホーム
※和光市駅2・3番線は含んで計上
※東京メトロが管轄する押上駅は除いて計上
東武鉄道の駅で最初のホームドアは、2012年7月7日に稼働開始された和光市駅2・3番線です。しかしこれは同駅から分岐する東京メトロ有楽町線における整備事業として設置されたもので、東武鉄道が独自で整備したのは2014年3月22日に稼働開始された野田線(東武アーバンパークライン)船橋駅が最初でした。
2015年度からは東武東上線、2020年度からは東武スカイツリーラインでも主要駅を中心に設置が始まり、2021年度末までに計11駅37ホームで整備されています。
今後は国が創設した「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、利用者数が5万人以上の駅および利用が多い区間から優先的にホームドアまたは固定柵の整備を加速化するとのことです。具体的には、東上線と東武スカイツリーライン系統の都心直通区間[1]東上線は池袋駅~森林公園駅間、東武スカイツリーライン系統は押上駅・浅草駅~東武動物公園駅~久喜駅・南栗橋駅間。および東武アーバンパークラインは全駅整備を目指し、そのうち85駅(ホームドア44駅・固定柵29駅)を2035年度までに優先整備します。
目次
整備状況
■ 東武スカイツリーライン
駅 | 整備 状況 | ホーム数 | 設置済み ホーム数 | 稼働開始年度 |
---|---|---|---|---|
(TS09)北千住駅 | ▲ | 8 | 3 | 2020年度:5~7番線 |
(TS14)竹ノ塚駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(TS15)谷塚駅 | ● | 2 | 2 | 2023年度 |
(TS17)獨協大学前駅 | ● | 2 | 2 | 2022年度 |
(TS20)新越谷駅 | ● | 4 | 4 | 2020年度 |
(TS21)越谷駅 | ▲ | 4 | 2 | 2022年度:2・3番線 |
(TS22)北越谷駅 | ● | 4 | 4 | 2020年度 |
■ 東武アーバンパークライン
駅 | 整備 状況 | ホーム数 | 設置済み ホーム数 | 稼働開始年度 |
---|---|---|---|---|
(TD24)柏駅 | ● | 4 | 4 | 2014年度 |
(TD35)船橋駅 | ● | 2 | 2 | 2013年度 |
■ 東武東上線
駅 | 整備 状況 | ホーム数 | 設置済み ホーム数 | 稼働開始年度 |
---|---|---|---|---|
(TJ01)池袋駅 | ▲ | 5 | 4 | 2018年度:1~3番線 2019年度:4番線 5番線は固定柵を設置 |
(TJ11)和光市駅 | ● | 4 | 4 | 2012年度:2・3番線[2]東京メトロによる整備事業。 2015年度:1・4番線 |
(TJ12)朝霞駅 | ● | 4 | 4 | 2018年度:3・4番線 2019年度:1・2番線 |
(TJ14)志木駅 | ● | 4 | 4 | 2019年度:3・4番線 2020年度:1・2番線 |
(TJ21)川越駅 | ● | 2 | 2 | 2017年度 |
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動画
主な沿革
- 2012年
- 7月7日:東京メトロ有楽町線における整備事業として設置された東上線和光市駅2・3番線のホームドアが稼働開始。
- 2014年
- 3月22日:野田線(東武アーバンパークライン)船橋駅で東武鉄道としては初のホームドアが稼働開始。
- 2016年
- 3月26日:東上線和光市駅1・4番線でホームドアが稼働開始。同駅2・3番線を除けば東上線として初の設置。
- 2019年
- 10月12日:東京メトロ半蔵門線における整備事業として設置された東武スカイツリーライン押上駅のホームドアが稼働開始。
- 2020年
- 6月7日:東武スカイツリーライン北越谷駅1番線でホームドアが稼働開始。押上駅を除けば本線系統として初の設置。
出典・参考文献
- 東武スカイツリーライン 北越谷駅において、6月7日(日)より順次、ホームドアの使用を開始します! | 東武鉄道
- 鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、 駅設備のバリアフリー化を促進します|東武鉄道
- 東京都内におけるホームドア整備計画について|東武鉄道
- ホームドア設置計画進行中 有楽町線:和光市駅に設置! |東京メトロ
- 東武鉄道初のホームドア – 野田線船橋駅の可動式ホーム柵3/22から使用開始 | マイナビニュース
- 和光市駅にホームドア、26日から運用 東武鉄道、朝霞台駅など検討