2022年1月27日
2022年3月5日

JR西日本のホームドア

JR西日本の在来線では、ドアの位置や数が異なる様々な車種が混在していることから、一般的なホームドアを設置できる路線・駅は限られていました。そこで、広い開口部を実現できる「昇降ロープ式ホーム柵」は2015年度に高槻駅新1・6番のりばで初めて実用化され、近畿エリアの主要駅を中心に設置駅が拡大しています。

山陽新幹線では、国鉄時代の昭和52年12月から設置されていた新神戸駅のホームドアを更新する工事が2018年から2019年度にかけて行われました。新しいホームドアは8両編成と16両編成で異なるドア位置にも対応できる大開口タイプとなっており、2019年度には岡山駅22・23番のりば、2021年度には広島駅11・14番のりばでも同型の大開口ホームドアが整備されています。

JR西日本の特徴と言えるのが、同じ駅でもホームごとの発着車種に合わせて様々なタイプを使い分けている点です。2023年春開業予定の大阪駅新ホーム(うめきた地下駅)には、世界初の開口を自在に構成できるフルスクリーン式ホームドアが導入される予定で、今後もさらなる発展が期待されます。

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主な沿革

  • 2011年
    • 3月27日:JR東西線北新地駅で同社在来線初のホームドアが稼働開始。
  • 2013年
    • 12月5日:JRゆめ咲線(桜島線)桜島駅1番のりばで昇降ロープ式ホーム柵の試行運用が開始される。
  • 2014年
    • 3月31日:桜島駅1番のりばの昇降式ホーム柵試行運用が終了。
    • 12月3日:JR神戸線(東海道本線)六甲道駅3番のりばで昇降式ホーム柵の試行運用が開始。試行期間終了後も運用が継続される。
  • 2016年
    • 3月26日:JR京都線(東海道本線)高槻駅新1・6番のりばが使用開始。昇降式ホーム柵が日本で初めて実用化される。
  • 2017年
    • 1月~3月頃:六甲道駅3番のりばの昇降式ホーム柵が高槻駅と同型の量産機に取り替えられる。
  • 2018年
    • 8月27日:山陽新幹線新神戸駅2番のりばで近接型の大開口ホームドアが稼働開始される。
  • 2020年
    • 2月1日:JR神戸線(山陽本線)明石駅3番のりばで昇降式ホーム柵が稼働開始。気動車の定期列車が発着するホームにホームドアが設置されるのは日本初。

出典・参考文献

脚注