2021年8月24日
2022年5月12日

京急電鉄のホームドア

京浜急行電鉄で最初のホームドアは、2010年10月21日に開業した羽田空港国際線ターミナル駅(現:羽田空港第3ターミナル駅)に設置されました。その後はしばらく整備が進みませんでしたが、京急線で唯一の4ドア車だった800形が2019年度に引退したこともあり、2019年2月の羽田空港国内線ターミナル駅(現:羽田空港第1・第2ターミナル駅)を皮切りに本格的な整備が始まっています。

京急線のホームドアはQRコードを用いたホームドア制御システムによって制御されています。車両側の改修を必要とせずに編成両数・ドア数の判別と開閉自動化を実現できるこのシステムは、日常的に様々な車両が入り乱れる京急線にとって最適のシステムといえます。

2021年度末時点では9駅で整備が完了し、泉岳寺駅も駅を管轄する東京都交通局により整備済みです。また、穴守稲荷駅と京急蒲田駅2・5番線には固定柵が設置されています。今後は2030年代中ごろまでに全駅でのホームドア・固定柵の設置を目指す方針で、そのうち2023年度までには梅屋敷駅や金沢文庫駅など7駅に設置される予定です。

2022年4月末時点の整備率

17%

(10駅29ホーム/72駅172ホーム)

※東京都が管轄する泉岳寺駅は除いて計上

ホームドア整備状況

路線設置ホーム数稼働開始年度
本線(KK08)平和島駅4/4ホーム2020年度:3・4番線
2021年度:1・2番線
本線
空港線
(KK11)京急蒲田駅4/6ホーム2019年度:2・5番線以外
空港線(KK16)羽田空港第3ターミナル駅2/2ホーム2010年度【新駅】
空港線(KK17)羽田空港第1・第2ターミナル駅2/2ホーム2018年度
本線
大師線
(KK20)京急川崎駅4/7ホーム2020年度:本線ホーム
本線(KK29)京急鶴見駅3/3ホーム2020年度
本線(KK37)横浜駅2/2ホーム2019年度
本線(KK44)上大岡駅4/4ホーム2019年度
本線(KK54)追浜駅2/2ホーム2021年度
本線(KK58)汐入駅2/2ホーム2022年度

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主な沿革

  • 2010年
    • 10月21日:羽田空港国際線ターミナル駅(現:羽田空港3ターミナル駅)が開業。同社初のホームドアが設置される。
  • 2018年
    • 10月頃:羽田空港国際線ターミナル駅のホームドアにQRコード式制御システムが世界で初めて本格導入される。
  • 2019年
    • 2月21日:羽田空港国内線ターミナル駅でホームドアが稼働開始。
    • 8月9日:京急蒲田駅3・6番線でホームドアが稼働開始。本線の12両対応ホームとしては初の整備。
  • 2020年
    • 6月25日:京急川崎駅6・7番線でホームドアが稼働開始。列車の切り離し作業に連動して開閉するホームドアは日本初。
    • 12月19日:京急鶴見駅1番線でホームドアが稼働開始。鶴見に本社を置く京三製作所の製品が京急では初めて採用される。
  • 2021年
    • 3月20日:京急鶴見駅2・3番線でホームドアが稼働開始。1番線と同じく京三製作所製で、3番線の扉部にはパンチングで「けいきゅん」がデザインされる。
  • 2022年
    • 4月23日:汐入駅でホームドアが稼働開始。同社初の「軽量型ホームドア」が採用される。

出典・参考文献

脚注